ひきこもりが高じて、桜やレンギョウの咲きはじめているのにさえ気づかなかった。道端の花びらを拾うとつめたい。指も掌もそれだけ火照っている。そのずれを痛ましく思う。そういえば、戦争が始まってからもう三週間にもなるのですね。 フランス詩歌